GWも終わり、日常に戻った一週間でしたが、いかがお過ごしでしょうか。新緑が目に眩しく、一年で一番この時期が植物の息吹を感じます。
さて、子どもの日も終わりましたが、今週は、私が考える「子ども部屋」のお話をさせていただきたいと思います。
私は、子どものころ、祖父母と川の字の真ん中で寝ていたのですが、映画を見ていると海外の子どもは、小さなうちから「Good nignt☆」とパパとママに言ってもらいおでこにキスをされて、自分一人で寝れてえらいなあと思っていました。そしてかわいいナイトウエア―に憧れました。本当は、ピーターパンに出で来るウェンディみたいな白いのがよかったけれども売ってないので、シンデレラの柄のパジャマを母に所望したのを覚えています。
それからもう少し大きくなると、私も個室を与えてもらい、極普通の部屋でしたが、絨毯は、薄いサーモンピンクを自分で選んだことを覚えています。イメージは、ドラえもんのしずかちゃんの部屋でした。(内心ベルばらのマリーアントワネットみたいなのは無理だなとわかっていましたので。)
それから数年たち、建築やインテリアを学ぶ大学生になったころ、海外の雑誌や本を見て、「なんておしゃれなんだー。」とカルチャーショックをうけたことを覚えています。色遣いがあでやかで、こりゃあ敗北と感じました。遊び心がかけていると思ったのです。
さて実際に設計する立場になった最近では、「子ども部屋」の個室は、さほど広い面積は必要ないと思っています。4.5帖広くても6帖まで。むしろ、しっかりと別にクローゼットを作ったりよくロフトを作ったりしています。お勉強もリビングやダイニングそして、スタディコーナーで済ませるお子さんが多いからです。
ロフトを作るのは、秘密基地のような子ども部屋は、楽しいなと思うし、平面ではなく断面でなるべく楽しい空間をと考えています。
といってもお子様も小さな子どもからティーンまで幅広く、その子の個性もあります。
そして大切なのは、お子さんの城を作ってあげようといつも思っています。お友達に自慢できる部屋がやはり大切だなと思うからです。お子様一人一人のの個性に合わせて、カーテンや壁紙、小物選びも細かく決めています。個人的な意見なのですが、子ども向けのやはり海外の壁紙やファブリックは、本当に素敵です。
少しご紹介させていただきますとGalapagos Ocean Blue Wallpaper | Sanderson by Sanderson Design (sandersondesigngroup.com)サンダーソンや ゾファニイ。とにかく可愛い。
TO THE MOON AND BACK 159-139360 | 輸入壁紙(クロス)のテシード (tecido.co.jp) いろいろとかわいいのはたくさんあります。
毎回、小さなクライアントのお子様にもご両親がご希望された場合は、ご意見を問うようにしています。そして、一緒にセレクトをしたりしています。一面だけお気に入りのアクセント壁紙を合わせるのもいいですね。
子どもの健やかな成長を願う親心は、本当に万国共通。 今週も金曜日になりました。もうすぐ母の日。そんな子どもたちの為に一生懸命な世界中のママも子どもたちもみんな幸せでありますように。(もちろん。パパもです。)